この記事は「子育てをやさしい視点で見つめ直すコラム」シリーズの第5回目です。
子育てに不安を感じているママやパパに向けて、私自身の4人の子育て経験と保育士としての経験をもとにお伝えしています。

子育てをしていると、
「完璧にやらなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
「私が頑張らないと」
と、気づかないうちに思い込んでしまうことってありますよね。
実は私も、まさにそのタイプでした。
おやつはできるだけ体にいいものを選んで、生活リズムも整えて、食事の栄養バランスも考えて、家事もきちんとこなして…。
できなかった日は
「もっとちゃんとできたのに…」
と自分を責めてしまうこともありました。
でも、4人育ててきて気づいたことがあります。
完璧を目指すほど、心が先に疲れてしまう
ということでした。
今日は、私がどうやって完璧主義をゆるめていったのかをお話しします。
■ 完璧主義の裏側にあった気持ち
振り返ってみると、完璧を求めてしまっていた理由は
「子どもを大切にしたい」気持ちでした。

・ちゃんと育てなきゃ
・間違えちゃいけない
・迷惑をかけない子にしなきゃ
特に第一子のときは、その思いが強く、常にプレッシャーを感じていました。
できない日は落ち込み、
「私ってダメだな…」と感じることも。
でも第三子が生まれた頃から、物理的に全部を完璧にこなすことが難しくなりました。
そのとき、初めて気づいたんです。
子どもは“完璧な親”を求めていない
■ 子どもが本当に求めているもの
忙しさに追われて余裕がなくなった時期、
私は「家族のために頑張っているのに…」と感じていました。

でも今思えば、それは
「ちゃんとやれている自分でいたい」
という気持ちも混ざっていたのだと思います。
子どもたちが本当に求めていたのは、
特別なことではなく
一緒にいる時間や安心感
でした。
4人育てて感じるのは、性格も価値観もみんな違うけれど、
共通しているのは
「お母さん(お父さん)がそばにいる安心感」
それだけで満たされる瞬間がたくさんあるということです。
■ 完璧を手放したら、家の空気が変わった

「全部やらなきゃ」をやめて、
できることだけやるに変えてみたら
・子どもの様子を前より見られるようになった
・家族の会話が増えた
・自分の気持ちに余裕ができた
と感じることが増えました。
完璧を目指すより、少し肩の力を抜いた方が
家の空気は穏やかになるのかもしれません。
■ 私が実際にラクになった「完璧主義をゆるめる習慣」
① 今日できたことを3つ書く
どんなに小さくてもOK。

例
・洗濯を回せた
・子どもと少し遊べた
・一度深呼吸できた
できなかったことではなく、
できたことに目を向ける習慣です。
② 家事に優先順位をつける
全部やろうとしない。
「今日はここまで」で十分。
やることを減らすと、気持ちに余裕が生まれます。
③ 比べそうになったら「うちはうち」
SNSを見ると、素敵な暮らしがたくさん流れてきますよね。
でも
家庭のリズム
子どもの性格
親の体力
全部違います。
だからこそ
自分の家庭のペースを大切にすること
がいちばん安心できます。
■ 完璧じゃない日でも大丈夫

「今日は何もできなかった…」
そんな日でも、子どもにとっては
・笑ってくれた
・話を聞いてくれた
・抱きしめてくれた
それだけで十分なことも多いです。
私自身、頑張りすぎるのをやめたとき、
ようやく子どもと落ち着いて向き合える時間が増えました。
完璧じゃなくて大丈夫。
できる日だけで大丈夫。
少しでも肩の力を抜くきっかけになれば嬉しいです。
🌿 次回予告(第6話)
子育てに“余白”をつくる小さな習慣
※この記事は「子育てコラム」シリーズの第5話です。
シリーズ全体はこちらにまとめています。
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