こんにちは、kagosangoです。
私はこれまでに 4回の帝王切開 を経験しました。よく聞かれるのが、「帝王切開って何回までできるの?」という質問です。

ネットで情報を探すと、たくさんの意見が出てきて迷いますよね。
私も同じでした。妊娠のたびに不安になり、検索ばかりしていた時期もあります。
でも今振り返って思うのは、
「回数は“人によって全然違う”ということ。」
ということです。
この記事では、私が実際に4回の帝王切開を経験した体験を、私個人が感じたことを踏まえて綴っています。
医療的な判断についてはもちろん専門家にお任せする部分ですが、
「実際にどう感じたのか」「同じように不安なママへ伝えたいこと」
を、私の言葉で書いています。
今から帝王切開を受ける方、術後に再度妊娠した方のこれからのヒントになれたらと思います。
帝王切開は「何回まで」という明確な決まりはない
まず前提として、帝王切開には、
「必ず〇回まで」という世界共通の答えはありません。アメリカでは帝王切開の回数に制限がないとも聞きます。
実際に私も、
・1回の人
・2回で止めるように言われた人
・3回の人
・私のように4回の人
本当にさまざまなケースのママに出会ってきました。
・子宮の状態
・傷の治り方
・妊娠の経過
・医師の判断
・体質
…などが、人それぞれだからです。
だからこそ、
「自分の身体と医師の判断」が一番大切。そして、自分自身をしっかりと見つめることが大事だと思います。
私は4回帝王切開しましたが、それが正しいわけでもすごいわけでもありません。
ただ
「そのときの私の身体」が4回に耐えられた
ということです。私自身の体験と共に、気をつけていた点や気づきも合わせて綴りたいと思います。
私が帝王切開になった理由

一番最初の出産で多死や逆子でもなかったのに帝王切開になった理由。
それは、”私の妊娠中のメンタルの状態で、赤ちゃんにストレスがかかってしまったから”というのが私の感じる正直な理由です。
1人目の子は、主人と入籍してからすぐに授かりました。妊娠した時の私は、喜びというよりも「今?まだ結婚式もしてないのに…」というような心境で、その時の精神状態はマタニティブルーのような状態だったと思います。
とはいえ、私自身の身体はつわりもなく、健康で体重も増えていきました。しかし、妊婦健診の度に、赤ちゃんはいつも成長曲線ギリギリをキープする状態で小さめでした。
そして、里かえり出産で迎えた予定日当日、いきなり妊娠高血圧症になりました。

そして入院。妊娠高血圧症で予定日を迎えていたこともあり、早く出産した方がいいというお医者さんの判断です。
促進剤を打ちながら数時間。その間に少しずつ微弱陣痛がくるようになりました。それでも子宮口はわずか1センチほどしか開かず。風船を使用して子宮口を開こうとするも、開かずで、私の身体と気持ちはチグハグでした。
今思い返すと、私の身体も赤ちゃんも出産の準備ができていなかったように感じます。
それでも促進剤のせいで陣痛は強くなっていました。
しかし、赤ちゃんの心拍低下。通常は、陣痛が来ると赤ちゃんの心拍は上がるそうです。しかし、心拍低下となると、出産に耐えられるか難しいということでした。そして緊急帝王切開となったのです。
1人目の出産

気持ちの整理などつかぬまま、あっという間に手術が始まりました。
下半身麻酔のために、まずは腰に痛み止めの注射をして、その後に脊髄に麻酔をします。
これが私はとても苦手で、痛み止めの注射も効きが悪く、何度も針を入れ直して、やっと麻酔へ。しかし、麻酔がなかなか効かず・・・。結局、最大量まで入れる羽目になりました。
その後は、あっという間で20分ほどで長男が産まれてきました。
帝王切開は簡単で楽な出産だと言われる方もいらっしゃいます。しかし、術後の激痛に耐えることを考えれば決して楽ではありません。楽な出産はないと思います。
2日ほどはまともに起き上がることもできずに痛みに耐えることしかできませんでした。
身体へのダメージは思った以上で、出産後の身体は交通事故にあったようなものというのは本当だと感じました。
TOLACしてみたい
帝王切開をすると、「次の妊娠までは1年間あけてください」と言われます。理由は、傷口が塞がりきる前に妊娠してしまうと子宮破裂のリスクがとても高くなるからです。
そして2年あけてから2人目を妊娠。
その際、1人目を産んだ産院で、TOLAC(VBAC)の出産方法を勧められました。帝王切開歴のある妊産婦が経膣分娩を試す方法です。
TOLACができるのは、帝王切開1回だけが条件。帝王切開は切ったところが回数を重ねると、どんどん薄くなっていくので、切る回数が限られます。なので、3人目以降も考えるのであれば、TOLACで出産した方がいいと勧められました。
しかし、TOLACができる産院はあまりありません。1人目を産んだ病院ではできませんでした。
そこで私は、TO LAC出産ができる病院を探しました。当時は福岡県で久留米にある聖マリアか、中央区の九州医療センターでしかできませんでした。

どちらの病院も家から高速を使ったとしても30分以上はかかる位置でした。実家の位置を考慮し、久留米の聖マリアに行ってみました。
しかし、聖マリアの先生からは以下のことで断られました。
・救急車を使用しても実家から産院までの距離が10分以内ではないこと
何かあった時にすぐに診察できなのは、産院の先生もOKが出せないとの判断でした。
2人目の出産
条件を満たすことのできるTOLACができる産院があったらチャレンジしていたかもしれません。
残念な気持ちはありましたが、赤ちゃんの安全最優先でTOLACは諦め、1人目と同じ産院で帝王切開することにしました。

手術自体はとてもスムーズでした。2回目でも、手術前の緊張はありましたが、流れがわかっている分、少し気持ちに余裕があったかと思います。
2人目の長女は通常サイズで産まれてきてくれ、とっても元気でした。
私は、自身が3人兄弟だったこともあり、子供はできれば3人は欲しいと思っていました。なので、術後の検診の時に3人目の帝王切開について伺いました。
結果は○。今のところはお腹の中の内臓の癒着もなく、綺麗だった。子宮内膜もそんなに薄くなってなかったとのことで物理的には問題ないとの返答をいただけました。
基本的には、帝王切開はお腹も子宮も同じところを切ります。なので、人によっては1回でも内膜がかなり薄くなっていたりするそうです。なので、そこも産院の先生と話あいが必要かもしれません。
3人目の出産
第三子を授かった際は、安定期に入る前に妊娠糖尿病になってしまいました。
私は1人目、2人目と、妊娠中につわりもなく、今までが元気な妊婦生活を送っていたので、まさか妊娠糖尿病になるとは思っていませんでした。
原因として考えられたのは、2人目の出産後、体重を落とせずに妊娠したことです。
妊娠糖尿病になると赤ちゃんの負担や自分の身体への負担が上がります。
私は、インスリンを打つほどではありませんでしたので、とりあえず食事制限で様子を見ることになりました。
私は父が高齢になってから糖尿病と高血圧になりました。
遺伝によって糖尿病や高血圧になりやすいこともあるから気をつけるように言われました。両親がそのような症状のある場合には、先に、食生活や、体重管理をしておくのも大事だなと感じました。

その後3人目も同じ産院で帝王切開となりました。
3人目の次男は、私が妊娠糖尿病になっていたことも影響してか、産まれてすぐは呼吸が下手で保育器に入っていました。
数日で出ることができましたが、やはり身体にもっと意識を向けた方が良かったと感じました。
自分自身の術後の痛みは慣れることがありませんでしたが、それでも覚悟ができていた分、1回目、2回目よりもマシに感じられました。そして、母子ともに問題なく回復できました。
そして、その時も年のために4人目の妊娠についても先生とお話ししました。
先生からは「お腹の中は本当に癒着もなく綺麗だから4人目も問題なく産めるだろう」と言っていただけました。
4人目の出産
そして月日が経ち・・・。4人目の妊娠は、スピリチュアルなことを本格的に学び始めてからのものでした。
4人目は本当にスムーズな妊娠でした。そして、3人目を産んだ後にスムーズに体重を落としていたこともあり、妊婦生活もとても順調で、身体も心も一番安定していたと思います。

4人目は長男の学校のこともあり里帰り出産をせずに産むことにしました。
そこで私は、地域では人気の大きめの個人病院を選び、検診に行ってみました。そこの院長先生とお話をして、以前の産院で4人目も可能だと言われたことなどを説明しました。
3回以上の帝王切開の場合は産院によっては断られます。万が一に備えて新生児集中治療室等がある大きな病院を勧められることもあります。
4回目ということもあり、病院側からは帝王切開の際に合わせて卵管結紮術を勧められました。
私はどうしても卵管結紮術をする気にはなれませんでした。なので、私はしませんでした。
そして、帝王切開自体は本当にスムーズに終わりました。今までで一番、妊娠中も出産もトラブルのないものでした。
私としては、もう出産に関して思い残すことはないのですが、術後に院長先生に念の為に今後の可能性を伺ってみました。
回数を重ねるごとにどんどん子宮の壁が薄くなってくるので、リスクは上がりるとのことです。しかし、私の場合は、4回目とは思えないほどお腹の中の癒着もなく綺麗だったとのこと。なので、可能性としては大丈夫ではないかとのことでした。
私は、それを聞いたときに、素直に嬉しかったです。どこかで、女の子がもう一人欲しいなという思いがあったからです。今後、自然な流れでそういうことがあれば”産めるといいな”と思っています。
「4回もしてると慣れる?」と聞かれることもありますが、
答えは NO です。
どの回も、同じ出産はありませんでした。自分の状態や心の持ち方の変化によっても大きく変わってきたと感じます。
4回の帝王切開で感じた「身体と心の変化」
何回帝王切開できるのか?結論としては、本当に自分次第だと私は思うのです。
回数が増えると不安もかもしれません。しかし私の場合には、逆に身体との向き合い方がどんどん丁寧になっていきました。
1人目の時には身体と心がチグハグだったところから、だんだんと出産回数を経て、身体と心のバランスをとること、身体をちゃんと整えること、赤ちゃんに意識を向けることができるようになったからです。
私は4回目の妊娠のときは特に、
自分の直感や身体の感覚を“声”として受け取るように意識していました。
「今日は無理しないほうがいい」
「少し運動をした方が良さそうだな」「赤ちゃん、今日も元気でいてくれてありがとう」
そんなふうに声をかけながら過ごしていました。ママとして自然に湧いてくる“母の感覚”のようなものです。
そしてその小さな積み重ねが、一番順調な妊婦生活と出産体験となったのです。
そして身体への感謝も回数が増えるごとに増していきました。
「何回までできるか」よりも大切なこと
私が大切にしているのは覚悟を持って日々を生きるということです。
”自分を信じて毎日を丁寧に楽しく生きる”。そうすることで、出産という何が起こるかわからない一大イベントも覚悟を持って乗り越えることができます。
私自身、4回も帝王切開して大丈夫なのかと言われたりしました。でも、自分とお医者さんを信じて覚悟を持って挑んだだけです。

私は、日々自分を信じる生き方をしています。
その強さがある時に、人生のいろいろなことにチャレンジすることができると思います。その意識で毎日を丁寧に生きていくことが一番大事だと思います。それは、無謀なことをするという意味ではありません。
お医者さんと対話を重ね、自分の身体と向き合い、自分の判断を信頼することが必要です。
私の内臓が着もなく綺麗なことは、日々身体の声に耳を傾けていることも大きな要因です。
正直、1人目を産んだ時のマタニティブルーだった自分と何ら変わりなかったら、4人産むことはできていなかっただろうなと感じます。

4度の出産を経て、自分自身の身体や心と向き合ってきたことで多くのチャレンジができ、日々の意識の違いを感じます。
その中で、自分の成長に意識を向けてきたことで4人目も無事に産むことができたのだろうなと感じます。そして、今の自分なら、5人目でもなんなく帝王切開できるだろうなと感じます。
帝王切開のことで悩んでいるママへ
私が4回の帝王切開を通して思った感じた結論は、
帝王切開は、何回までと決まりきったものではなく “その時のあなたの身体” が決めるもの。
そして、
あなたの出産は、どんな形でも十分に素晴らしい。
もしあなたが、今まさに帝王切開を控えて不安な気持ちでいるなら、
自分自身の身体を信じてあげてください。「大丈夫」と伝えてあげてください。たくさんのママが同じ気持ちを乗り越えています。
そして、たくさんの子どもを産みたいけれど、帝王切開になって悩んでいる方がいたとしたら、
どんな選択でもあなたにとって最善であることを選択してください。
たくさんの子どもがいれば賑やかですが、1人の子どもでも、かけてあげられる愛は多くなります。
自分の身体がちゃんと教えてくれると思います。なので、絶対に無理はしないで、自分の身体の声を聞いてあげてください。
まとめ
今のところ、私自身が5人産むことになるかどうかは定かではありません。
しかし、そういった流れが来た時には、迷わず産もうと決めています。
もし、帝王切開で何人か産みたいと考えている方がいらっしゃいましたら、その時は家族と沢山話し合って決めていただければと思います。
産院の先生にも相談しながら、自分の身体とも話しながら、自分の人生を見つめて決めていただければと思います。

帝王切開は立派な「出産」です。回数として普通分娩と違い、10回以上出産できるかは正直いうと難しいと感じます。
私自身、何度も手術台に上がるたびに「自分の体は大丈夫かな」と思うこともありました。
しかし、同時に「命をつなぐ」という大きな意味を感じる時間でもありました。
スピリチュアルな表現をするなら、
この経験は「命のつながり」や「母としての強さ」に気づかせてくれる学びだったように思います。
怖さや痛みの中にも、確かに“光”のような気づきがありました。
4回もの帝王切開を経験させてくれた自分の体を、以前より大切にするようになりました。
術後の回復や体調の変化を通じて、
「身体は本当にたくさんの愛をくれている」と感じます。
もし再び同じ道を歩む人がいるなら、
焦らず、自分の身体の声と相談しながら、医師と二人三脚で進んでください。
どんな形であっても、
「命を迎えること」はそれだけで奇跡です。
この記事が、
これから出産を迎える誰かの心をほんの少しでも軽くしたり、
不安が和らぐきっかけになれば、とても嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたと赤ちゃんの時間が、安心とあたたかさに満たされますように。


