保育士が伝えたい!保育園を選ぶ際に確認したいポイント7つ

こんにちは、kagosangoです。今日は、保育園を選ぶときに必ずチェックしてほしいポイントを、保育士としての経験・子どもを通わせてきた保護者としての視点の両方からお話ししていきます。

保育園を選ぶ

私はこれまで、勤務先としても、わが子の進路としても、幼稚園・保育園・こども園を数多く見学してきました。その中でわかったのは――
「保育園選びには“正解”はなく、子ども一人ひとりに合う園がある」 ということです。

もちろん、お母さん・お父さんが毎日送り迎えしやすいかどうかも大切なポイント。
この記事では、これから保育園を選ぶ方が迷わず決められるよう、確認しておきたい7つの視点をわかりやすくまとめました。

1. 保育園

今では、少子化となり、保育園の待機児童も減りました。

都心部以外では定員割れしている園も多くあります

なので、預ける側の保護者にとっては、保育園を選ぶことができる環境ができてきています

そうなった時に、今までのように入れられればいいかと家の近くの園だけで決めてしまうのは、勿体無いと感じます。

なぜなら今の保育園は、幼稚園に負けず劣らずさまざまな取り組みや活動をしている園も多くあるからです。

どのような違いがあるのかも含めてご紹介したいと思います。確認してほしいポイントを記載していますので、チェックしてみてくださいね。

2. 家からの距離・駐車場の使いやすさ

多くの家庭がまず気になるのが「家からの距離」だと思います。
近ければ確かに便利ですが、“近いほど良い”とは一概には言い切れません。

■ 近すぎるデメリットもある

例えば、家のすぐ側にある園だと
・生活圏がとても狭くなる
・家が近いのに帰れない葛藤が生まれる
・園庭がない場合、公園=園庭になり、いつもの公園が「遊びの場」から「園の活動の場」になってしまう
といったことも。

特にお子さんの性格によっては、環境に変化がほしい子もいますし、少し離れた場所の園なら、毎日の道のりで地域の景色を覚えたり、季節を感じたりと、良い刺激にもなります。

■ 駐車場は“位置と台数”が重要

駐車場

車送迎の家庭は、
・駐車場が園から離れていないか
・雨の日に混雑しないか
・台数は十分か
を必ず確認した方が良いです。

園によっては“ドライブスルー送迎”を導入しているところもありますが、雨の日は渋滞ができるケースもあるため、見学時に質問しておくと安心です。

3. 園庭の有無と外遊びの環境

最近は園庭のない保育園も増えています。特に都市部では土地の確保が難しく、屋上が園庭の代わりになっているケースもあります。

保育園

■ 園庭がある園のメリット

・短い時間でもすぐ外に出られる
・夏はプールや水遊びがしやすい
・広い空間でのびのび遊べる

■ 園庭がない園の注意点

・公園まで歩くため外遊びの頻度が天候に左右される
・夏の屋上は暑すぎて使用できないことが多い
・公園は一般利用者もいるため遊具の制限が出る場合も

もちろん園庭がなくても魅力的な園はたくさんありますが、
「外でたくさん遊んでほしい」 という家庭は園庭の有無を優先ポイントに入れてみてください。

4. 園が取り入れている“保育方法”を知る

今の保育園は、園ごとに保育方針が大きく異なります。

昔は、公立の保育園がほとんどであったため、大きく保育の方法は変わりませんでした。

しかし今は民間の法人が保育園を運営している割合が9割ほどです。そうなると、運営側が独自の保育方法を持ち出し、他の園との差別化を図るようになりました

教具

大きく分けると
・一斉保育(みんなで同じ活動をする)
・自由保育(自主性を尊重)
・モンテッソーリ教育
があります。

大事な点は、子供が通った場合に楽しく通うことができるかどうかです。そして、子供の気持ちや、子供がどういったことに興味があり、どうしたいかという意思を尊重してあげることも大事だと思います。

幼児期(幼稚園に通う年)になる時に、保育園が子供にあっているかを考えるのは大事だと思います。選択肢として、幼稚園もあるからです。乳児期の0歳から2歳までは、保育園でも、今は3歳からは幼稚園を選ぶ方も増えています。さまざまなことを吸収する幼児期に、子供にあった園を選ぶのは大事だと思います。

■ 子どもによって向き不向きがある

例えば――
・自主性が強い子 → 自由保育が向きやすい
・流れがある方が安心する子 → 一斉保育の方が力を発揮しやすい
・コツコツ集中できる子 → モンテッソーリ教育で伸びやすい

反対に、自由保育が合わず「何をしたらいいかわからない」「不安で動けない」という子もいます。

私が実際に見てきた中でも、園を変えたことで一気に生き生きし始めた子は少なくありません。

子供によって、成長のスピードも違います。なので、子供によっては、どんな園でも楽しめる子もいれば、自由な保育の園で、気持ちの切り替えができなかったり、自制できなくなってしまう子もいます。いきなり小学校に入り、一斉教育に馴染めなかったりするのです。更に、保育園によっては、上記の子のように何をしたらいいかわからなくて動揺してしまう子もいたり、不安感を持つ子もいます。しかし逆に、「自分はこうしたい」と明確に自分の意思がある子だと、自由保育で自分の自主性をもっと高めることができたりもします

お昼寝

お昼寝も、保育の仕方によって変わってきます。一斉保育のところは、みんなで同じ時間に寝ますが、自由保育のところは、子どもが寝たい時に寝ていいというところもあり、お昼寝も子どもの判断だったりします。生活リズムをつけるのが難しくなったりもしますので、子どもの様子を見ながら、その子にあったお昼寝スタイルの園を探したいところです。

その子に合った保育園を選ぶのも、なかなか難しいところではありますが、大事なのは、子供が楽しく毎日を過ごすことができることだと思います。

保育園は、自主性を重んじる保育への移行が全体的に進んでいるように感じます、子供の個性が尊重される園も増えてきました。しかし、小学校はまだ一斉に同じことをする教育です。自分が国語を勉強したいと思っても算数の時間にそれは叶いません。今からだんだんと、個性が尊重される教育へとシフトしていくのではないかと感じてはいますが、もう少し時間がかかりそうです。

子供がどういった性格なのか、どういった事に興味があるのかを見極めながら、子供にあった保育園や幼稚園を選んでいくことが大事だと感じます。親がこうさせたいではなく、子供が主体となる選び方をしていただけるといいと感じます。

5. 行事や活動の内容・親の負担

園によって、行事の多さも大きく違います。

保育園ではさまざまな活動が取り入れられています。私が勤めている保育園では、ネイティブな先生の英語の授業が月に2回あります。他にも、私の子供たちが通っている園では、体育があり、体操の先生から跳び箱などの指導もあります。長女は、年長で跳び箱が8段跳べるようになりました。

英語

その他、リトミックや音楽活動に力を入れている園や、表現活動に力を入れている園。紙漉きなど、なかなかできない体験や、制作活動に力を入れている園などさまざまです。

■ 行事が多い園のメリット

・子どもがさまざまな経験ができる
・思い出が増える

活動

■ 行事が少ない園のメリット

・親の負担が軽い
・土日の予定が立てやすい

また、まだ一部の園では“父母の会(PTA的なもの)”が残っているところもあり、園によっては負担が大きい場合があります。
見学の際には、
・父母会の有無
・どの程度の参加が必要か
・行事の頻度
は必ず確認するのがおすすめです。

6. 食育・給食の方針

給食は園によって大きく違います。

給食

・完全園内調理
・業者委託
・バイキング形式
・和食中心
・月1のお楽しみメニューあり
など、園ごとに特色があります。

■ 食べられないものへの対応も要チェック

好き嫌いが強い子や、食べる量に個性がある子もいますよね。
園によっては柔軟に対応してくれるところもあれば、方針として“頑張って食べる”ことを重視している園もあります。

我が子の食のタイプを考えながら、安心できる園を選びたいところです。

7. 先生との相性・職員体制

いくら環境がよくても、最後は“人”です。

保育士

先生の存在は、子供達にとってもとても重要です。今では、ニュースになるような事件も起こっていますよね。そこは、保護者との信頼関係、子供との信頼関係を築けるかによっても変わってきますが、やはりどんな先生がいるのかは気になるところです。

安心して預けられる園には、
・若手とベテランがバランスよく在籍
・先生同士の雰囲気が良い
・職員数にゆとりがある
という特徴があります。

反対に、
・先生の入れ替わりが激しい
・新人がすぐ辞めてしまう
・常に人手不足
という園は、子どもへの目が行き届きづらくなることも。

見学時には、
「先生が子どもにどう声をかけているか」
「職員室の雰囲気」
などもさりげなくチェックしてみてください。

8. 見学の時間が取れない・迷う場合は“子育て広場”へ

「全部の園に行く時間がない…」
そんなときにおすすめなのが、地域の子育て広場です。

子育て広場

子育て広場には
・その地域のママたち
・園の情報に詳しいスタッフ
が集まるため、

その地域で実際に人気の園
ママたちのリアルな口コミ
園の雰囲気

などが一度に手に入ります。

見学前の情報収集として、とても効率的です。

最後に:子どもに合う園とは

保育園選びは、家庭によって大切にしたいことが違うため、
ひとつの正解があるものではありません。

通いやすさ、園の方針、先生の雰囲気、子どもとの相性。

条件だけで選ぶというよりも、
「ここなら安心して預けられる」と感じられるかどうかが、
いちばん大切なポイントだと感じています。

実際に足を運び、自分の目で見て、感じた印象も大事にしてみてください。

しかし、保育園選びで何よりも大切なのは、
親の理想ではなく、子どもがのびのび過ごせる場所を選ぶこと。

子供達

子どもは園で一日の大半を過ごします。
その時間を安心して楽しめるかどうかは、人生の土台をつくる大切な要素です。

私も保育士として、そして母として、
「ここなら子どもを安心して預けられる」
と思える園に出会えたとき、とても心が軽くなりました。

あなたとお子さんにも、そんな園がきっと見つかりますように。

見学のときに意識しておきたいチェックポイント

・子どもたちが落ち着いて過ごしているか
・先生の声かけや関わり方が自然か
・安全面や清潔感は保たれているか
・保護者との連携の取り方
・無理のない通園距離かどうか

「なんとなく安心できるかどうか」という感覚も、
とても大切な判断材料になります。


この記事が参考になる方

・初めて保育園選びをする方
・見学で何を見ればいいか迷っている方
・実体験ベースの視点を知りたい方


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※本記事は、保育士としての経験と自身の子育て体験をもとにまとめています。
制度や入園条件は地域によって異なるため、詳細は各自治体の案内もご確認ください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。この記事を読んで下さった方々の幸せを心よりお祈りしております。聞いてみたいことなどありましたら、お気軽にご連絡ください。

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