子どもの癇癪の対処法|4児ママが実践している関わり方

子どもの癇癪にどう対応したらいいのかわからず、
「また始まった…」とため息をついたことはありませんか。

癇癪

泣き叫ぶ、怒る、床に寝転ぶ。
何を言っても届かないように感じて、
こちらの心まで限界に近づいてしまうこともありますよね。

私自身も、家庭でも保育現場でも、癇癪を起こす子どもと向き合ってきました。

うちの次男も負けず嫌いの性格で、何かしら負けてしまうと感情の処理ができずに、物や人にあたってしまい、癇癪になることが未だにあります。

「どうしてうちの子はこんなに癇癪を起こすんだろう」
「私の関わり方が間違っているのかな」

そんなふうに悩んだことも何度もあります。


癇癪=困った行動だと思っていた頃

以前の私は、癇癪を

  • 早くやめさせるべきもの

  • コントロールしなければいけないもの

だと思っていました。現に、よく癇癪はできる限りその時間を短くさせることがいいということをよく耳にします。

泣く子ども

外では周りの目が気になりますし、
家でも余裕がないときほど気持ちは焦りますよね。毎日、何十分も癇癪に付き合う時は、親の気持ちの余裕もなくなっていきます。

だからつい

「泣かないで」
「いい加減にして」
「もう知らないよ」

そんな言葉をかけてしまうこともありました。

でも、そのたびに癇癪は激しくなり、
私自身もどんどん苦しくなっていきました。どんどん癇癪がひどくなっていくように感じていました。


見方が変わったきっかけ

ある日、癇癪を起こしている次男を前にして、
少しだけ視点を引いて状況を見てみたことがありました。

癇癪

そのとき浮かんだのは、こんな思いでした。

「この子は困らせたくてやっているわけじゃない。ただ湧き上がってくる感情をそのまま発信しているだけだ。」

言葉にできない気持ち
整理できない感情
どうしたらいいかわからない状態

それが、癇癪という形で外に出ているだけなのかもしれない。

そう思えた瞬間から、

「止めること」より
「何を感じているんだろう」と考えるようになりました。


癇癪は成長の途中で起きる自然な反応

子どもは、感情との付き合い方を学んでいる途中です。

・気持ちを言葉にする
・我慢する
・折り合いをつける

こうしたことは、大人のようにはまだできません。むしろ、大人であっても折り合いをつけれている人ばかりではないと思います。

怒る子ども

だから感情が大きく揺れたとき、
そのまま外に出てしまうことがあるのです。

癇癪は
「問題行動」ではなく「発達の途中で見られる反応」
とも言えます。

実際、癇癪中の出来事を本人が覚えていないこともあり、
それだけ感情に飲み込まれている状態なのです。


親に余裕がないときほどつらく感じやすい

余裕のない親

振り返ると、癇癪が一番つらかったのは、
私自身に余裕がなかった時期でした。

・ちゃんとしなきゃ
・どうにかしなきゃ
・親なんだから我慢しなきゃ

そんな思いを抱えていると、
子どもの感情の大きさに心が耐えられなくなってしまいます。

だからこそ大切なのは、
子どもだけでなく親自身の状態にも目を向けることです。


癇癪のとき「正解」を探さなくていい

怒る子ども

癇癪対応に絶対の正解はありません。

子どもの年齢
性格
体調
環境

によって、そのとき合う関わり方は変わります。

抱きしめた方がいい日もあれば
距離をとった方がいい日もある。

大切なのは
「完璧に対応しなきゃ」と自分を追い込まないこと。

うまくできない日があっても、それは失敗ではありません。


癇癪が起きやすかったタイミング

我が家の場合、癇癪が起きやすいのは

・眠いとき
・お腹が空いているとき
・疲れているとき
・思い通りにならなかったとき
・ただ自分を見てかまってほしかったとき

が多かったです。

特に、頑張りすぎた日の夕方は感情が爆発しやすく感じました。そして、いつも以上に張り切って遊んだ時、休日に友達と遊んだ時など、ちょっと子供にとっては張り切ってしまうような予定の時です。

「また癇癪だ…」と思う時ほど、
まずは体調や疲れを見てみると、
対応しやすくなることがあります。

見方が変わると関わり方も変わる

年頃の子ども

癇癪を

「止めるべき問題」ではなく
「今この子の中で起きていること」

として見るようになると、
自分の中の力みが少し抜けていきました。それまでは、癇癪を起こすことは悪いことだと思っていたのです。

しかし、成長の途中で、子どもの中でまだ処理できない感情があるだけだと思うようになりました。

むしろ、私が余裕のある状態で関わると、癇癪を見ていても、笑えてくるのです。可愛いなとさえ思えてきます。

すると不思議と、
子どもが落ち着くまでの時間も少しずつ短くなっていったのです。


私が逆効果だったと感じた対応

以前の私は、

・無理に泣き止ませようとする
・言い聞かせ続ける
・その場で正論を伝える

ことをしていました。子どもをコントロールしてどうにかしようとしていました。

でも、子どもの感情が大きくなっている最中は、
言葉が届かないことも多かったです。

まずは自分が落ち着くこと、そして子どもが落ち着くことを優先した方が、
結果的に切り替えが早いと感じています。

私が実際にしている対応例

※あくまで一例です。合うものだけ参考にしてください。


① 抱きしめて受け止める

ハグする感情があふれているときは、
まず気持ちそのものを受け止めます。

「悲しかったね」
「悔しかったんだね」

落ち着いてから行動について伝える方が届きやすいです。

うちの次男の癇癪は、ただただ、気持ちを受け止めて欲しいだけ、わかって欲しいだけのことが多いです。その場合、気持ちを言葉にしてあげるだけでスッと落ち着いてくれます。


② 環境を変える

移動させる

強く拒否している場合は、
怒らずに場所を変えることもあります。

環境が変わるだけで気持ちが切り替わることは意外と多いです。

ただ眠い、お腹が空いているということが癇癪につながっている場合も多いです。その場合、ベッドや布団に場所を移したり、落ち着ける場所に移動したり。お菓子を出してみたりすると、すぐに気持ちが切り替わってくれることもあります。


③ 見守る

安全な場所なら、無理に止めず見守ることもあります。

親だって、上記のように、常に受け止めることができない場合もありますよね。わかってはいるけれど、今は向き合いたくないと思うこともあるでしょう。

癇癪はエネルギーを使うので、
多くの場合ずっとは続きません。

親に余裕がない場合にはちょっと距離を置いて見守ったっていいんです。

落ち着いたあとに
「大丈夫だよ」と声をかけるだけでも十分です。


癇癪に悩んでいるあなたへ

癇癪に向き合っているだけで、
あなたはもう十分がんばっています。

笑顔の家族

感情的になってしまう日があっても大丈夫。その自分を否定する必要はありません。「私は、こんな感情になるまで頑張ってしまっていたんだな。」と、まずは自分を認めてあげてほしいです。

そうすると、そこから抜け出せて、また子どもと向き合うことができたりします。

罪悪感を感じたりすることもあるかもしれません。自信がなくなることもあるかもしれません。それでも大丈夫です。子どもの成長とともに、癇癪も減っていきます。

でも、それは、お母さんお父さんがお子さんに向き合っているからこそです。

そして、見方を少し変えるだけで、
「困った行動」だった癇癪が
違って見える日が来るかもしれません。

まずは、自分を大事にしてあげてくださいね。自分を大事にできると、余裕ができ、それがまた、癇癪に対しての心の余裕になっていきます。

焦らず、比べず、
あなたのペースで大丈夫です。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
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